結婚生活、旦那の食後の「チュパチュパ」は許せるようになるのか

エッセイ

お腹が空いた

この日は久しぶりに丸亀製麺に行くことにした

相変わらず並んでいる というか前よりも人が増えたように感じる

というのも外食に慣れないおじいちゃんおばあちゃんが丸亀という手頃で安い存在を知ってしまったこと

店内はそこそこ広いためベビーカー連れのファミリー層もわりと手頃に入れることが認知され

サラリーマン学生など限定せずみんな並ぶからだ

並ぶのは苦手だが久々に丸亀が食べたかったのでなんとか待つことに創意工夫し、注文 

この日はかけうどん いやいつもかけうどん?

お会計の時、めったに来ないなと「月の券はいりません」と言うことにしている

とはいえ先週も丸亀を食べたような、記憶?

某はなまる店はわかめうどんがメニューにあるのに、わかめが無料なのはありがたい!どんどこつぐ

サクッと背なし椅子のカウンター席でかけうどんをすする

私がわかめましましかけうどんをすすっていると、横におじさんおばさん夫婦

もう食べ終わった様子で余韻に浸っていた

なんだか「チュパチュパ」と音がした 文面だけだといやらしさに捉えられる可能性もあるが

決してそうではなく、おじさん特有のあじのある食べ物を食べた後の口の名残りというか

爪楊枝で歯に詰まったものを気にしてそんな音を立てるおじさんもいる

だがただ口に残る名残を感じているのか、口周りが気になるのか、そんな音を立てていた

この音、風景?が好きという人はもちろん少ないと思うが、私は心底嫌いである

やはりその音が聞こえると音を出す主を探してしまう

今回の主の横には奥さんがいるわけだが「いつものこと」のように特に気にするそぶりはない

私はその夫婦を横目に少し想像する

当時まだ若い2人 かつてお見合いなのか恋愛なのか惹かれ合い結婚

子供も生まれそこそこ巣立ち、それなりの年齢

お互い歳もとった

26.2728…30.35.40.45.50.55

55歳前後だろうか 20代後半から一緒にいたと想定し、いつしか旦那はおじさんになっていくがそのチュパチュパを初めて見た時、幻滅しないのだろうか

というか想像できるだろうか、かつて惹かれた相手がそんな具合におじさんをかましてる姿は見るに耐えない

というか自分がおじさんになっても絶対にやりたくない!

こうして幻滅したことも時が過ぎ日々を重ね、気づくと違和感するかもら感じないまま過ぎていくのかあ

「結婚ってこういうのも受け入れてこそなんだろうな」とその不快な音が聞こえるもかけうどんをすする私

年齢にして31歳、そこそこいい歳 それでも花嫁修行?は続くのであった

・本屋でおじいさんがかじりついて旅行雑誌を見ている 多分中国

本屋でふらふら見ていると旅行雑誌コーナー

食い入るように旅行雑誌、海外多分中国を見ているおじいさん

それだけでなんだかときめいた

70.前後のおじいさんだろうか

歩いている姿も見たがそこまで足腰が悪いという様子ではなかったが、やはりその年齢で海外へ!と意気込んでいくほどの体力はなくなってしまうのではないだろうか

と、これはあくまで私の妄想であり「クソ!」と憤りながら中国を見ていたかもしれないし、特に旅行とは関係なく中国を見ていたかもしれない

なんなら雑誌を見て空想トリップしていたのか、真相は分からない

そのおじいさんいいね!と見ていたら他に旅行雑誌コーナーにいたのも別のおじいさん

いくつになっても旅行 異国の地には浪漫があるぞよ…と思った私

そして「今のうちに行くっす」とも思わされた私でした

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